当院のスタッフが日々の様子をお伝えします。
ようこそセミさん
セミは土の中で幼虫時代を過ごし、ゆっくりと5年かけて成長。
成長したセミの幼虫は土の中から外に出て、天敵の野鳥などが
活動しない夜を選んで羽化するとか・・・そして、朝日が昇る頃には
体色が濃くなりセミらしくなるそうです。
成虫になったセミは体がしっかりするのを待って飛び立ちます。
成虫となってから、オスが鳴いてメスを呼び、産卵をして寿命は
2~3週間。
長いような短いような・・・凝縮された一生のセミさん。
我が家の軒下にある木の台の上に、日中には居なかったセミさんが、
この通り!
安全な場所だと感じて来てくれたと思うと、無事に飛んでいって
欲しいと祈る気持ちになりました。
と・・・夜、この記事を書きながら気になり、その場所に行くと、
雨降りの中、セミさんの姿はなく、カラだけが残っていました。
もっとゆっくりしていけばいいのに・・・何だかさびしい感じです。
この梅雨が明けると、セミさん達の鳴き声がしてくることでしょう。
あのつぶらな瞳のセミさんに「生きるって、こういうことよ」と
教わった気がします。
今日のセミさんのこどもちゃんが成虫になるのは5年後。
私自身は、どう成長できるかなぁ・・・
小さな生き物から学ぶ『いのち』
今日もありがとう。