当院のスタッフが日々の様子をお伝えします。
うつぼ料理
皆様、新年のご挨拶も儘ならないまま、1月1日に発生しました
「令和6年能登半島地震」におきましては、被災されました皆様、
また現地でご尽力されている皆様に、心よりお見舞いと感謝を申し上げます。
一日でも早く日常生活に戻れますよう、お祈りしております。
新年に入り、朝晩の冷え込みが強くなりましたが、例年に比べて暖かく
富士山にも山肌がちらほらと見えています。
先日、両親の金婚式を祝うべく何か食べたいものは無いか聞いたところ、
テレビで見た「うつぼ」料理が食べたいとリクエストがありました。
調べてみたところ、うつぼは高知県では食べる文化があるそうですが、
滋養強壮にも良く、コラーゲンが豊富で女性に人気があるそうです。
テレビに出ていた店主の米田（まいだ）さんのお店は、伊東市の市役所近く
ということが判り、行ってみることにしました。
当日は前の晩から雨が降っていましたが、御殿場から１時間半で到着しました。
ランチタイムだったこともあって待つこと１時間。
カウンターに案内され、メニューを見ると全て「うつぼ」料理。
単品メニューには蒲焼き、西京焼き、炙り、から揚げ、ピザと様々な
うつぼ料理が並んでいましたが、今回はお膳料理をいただくことにしました。
私は一番インパクトの強いギャング揚げ膳（うつぼの頭のから揚げ）、
両親はうつぼのたたき膳とうつぼの蒲焼き膳にしました。
ギャング揚げは、ほぐしてみると油がじゅわ～っと出て…
店主から「それ全部コラーゲンです」と言われ、えぇ！？とびっくり。
「皮の内側は全部コラーゲンです」と、そりゃあ女性にも人気が出る訳だ…。
身の部分は、何度味わっても上品な鶏肉にしか思えず、皮まで美味しくて
箸が止まりませんでした。
蒲焼きを食べていた父は、これは肉厚なうなぎだよ！と喜んでいました。
追加でいただいたお刺身の味は、フグにしか思えなかったです。
うつぼは、骨の処理に1時間～2時間掛かり、流通しにくいそうですが、
店主はなんと1～2分で処理してしまうという…。
骨の処理の講習も行っているそうです。
たくさんの驚きと美味しい料理に満たされて、両親がほっこりしていたのが
嬉しかったです。
店主の米田さんからは、撮影とブログ掲載の許可をいただき、皆さんも
ぜひ足を運んでくださいとお言葉もいただきました。
興味のある方は、事前に電話をして駐車場の確認をされると良いと思います。